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7・8年生が修学旅行で現地理解を深める

 7年生と8年生22名が修学旅行として8月29日(火)から9月1日(金)まで3泊4日の日程でワシントンD.C.,フィラデルフィアを訪れました。今年の修学旅行の目的は,集団生活の中で自己の行動に責任を持ち,仲間と協力する過程で自分で判断する態度を育てることと,アメリカの政治の中心を訪れ,アメリカの歴史・文化に身近に触れる体験を通して,アメリカ社会を理解し,国際的な視野を広げることでした。

 1日目は,ウドバーハジーセンター(国立航空宇宙博物館別館)を訪れ,世界各国の航空機を間近で見学しました。ここでは,宇宙を39回も行き来したスペースシャトル『ディスカバリー号』や,広島に原爆を投下した『エノラ・ゲイ号』,太平洋戦争期の戦闘機や特攻機など,多くの展示品を見学しました。

 2日目のホワイトハウスはワシントンD.C.で最も象徴的で歴史的なランドマークの一つであるため,内部の見学は生徒たちにとっても何にも変え難い経験となりました。午後は国立公文書館に赴き,本物の独立宣言書を見ることができました。その後,7年生はアメリカ自然史博物館,8年生はグループ別学習で事前に見学ルートを計画し,ワシントンD.C.内の博物館を自主行動で見学を行いました。

 3日目は,午前中にアーリントン国立墓地にて衛兵交代式を見学し,生徒代表3名が献花式を行いました。午後は国立航空宇宙博物館の本館を訪れ,その後7年生は国会議事堂,8年生は再びグループ別学習で自主行動を行いました。この日の夜はナショナルモール内のイルミネーションツアーを行い,マーティン・ルーサー・キングJr.記念碑やリンカーン記念堂を見学しました。

 4日目は,フィラデルフィアでアメリカでも2カ所しか存在しない造幣局を訪問し,貨幣の製造過程や25セントの州独自のデザインを見学することができました。その後,1893年から続く有名なReading Terminal Marketにて昼食をとり,フィラデルフィアならではのグルメも楽しみました。

 修学旅行実行委員を中心に,生徒一人一人が自主自律の行動を心掛け,充実した4日間を過ごすことができました。10月14日(土)に行われるスクールフェスティバルでは,修学旅行で学んだことを活かし,7・8年生でジョージ・ワシントンを題材にした劇を発表する予定です。